山田正克のサムライBLOG
荒波は逃げると必ず難破する。助かる道はただ一つ、荒波に正面から立ち向かうこと!『乱世こそ、躍進の好期』なのだ!!

〔当座比率とそのポイント〕

前回説明させていただきました流動資産では、流動資産を対象にその支払能力を見たのですが、その流動資産の中には、販売活動を通じてしか現金化できない棚卸資産が含まれています。

したがって、これらすぐに現金化できないものを除外して、流動負債に対する支払能力を見ようとするのが当座比率です。

このように当座比率は当座資産に対する流動負債の割合を見ていく訳ですが、では、当座資産とは具体的にはどのようなものを指すのでしょうか。

当座資産とは、現金預金、売掛金、受取手形、市場性のある一時所有の有価所証券など  です。

 

(算式とポイント)

当座比率=当座資産÷流動負債×100%

現金取引でご商売をされている方なら、当座比率が60%程度というのは決してめずらしくはありません。

また、掛け売上中心のご商売においては、仮に当座比率が100%以上であっても、その回収が不確実であれば、決して良好とは言えません。

この場合は、掛け売上の内容分析のお話になってくると思われます。

 

(実体験から)
 
よくお客とは友達関係になるなとか、親戚や学生時代からの友達は最初からお客とは思うななどと言われます。

人によって解釈の仕方は違いますが、私は、このお話は上の掛け売上の内容分析に通じるものだと認識しています。

つまり、掛け売上の内容分析は取引相手先の財務体質はもとより、その性格、人脈の質までのすべてを冷静に判断しなければなりません。

人のことは良くわかるが自分のことは分からないとも言われます。

掛け売上の内容分析の取引相手先が自分と近い友達や親戚の場合、まさに、自分と近いがゆえに良く分からない状態になるのだと思います。

もしくは、現金回収ができないなどの問題があると分かっていても、具体的に手を打てないといった弊害も出てきます。

もちろん、知り合い同士の取引は悪いことばかりでなく、相手のことが分かっているからこそ安心であるというメリットもあります。

特に、京都という土地柄では、財務体質うんぬんという前に、取引する相手を見る、その人の背景を見るという行動は、よく見受けられます。

私自身も、ふたば幼稚園→第三錦林小学校→岡崎中学校→鴨折(おおき)高校と地元の狭い世界で育ってきましたが、20代や30代前半までは、とりあえず新しい人脈に飛び込んでみて、それから判断する方であったと思いますが、そろそろ40代になろうかというようになりますと昔反発していた親や周りの京都人を自称する大人たちがやっていたように、その人自身の行動を見るのではなく、背景や経歴で判断するようになってきているような気がします。

だんだん今までしてきた自分の経験から何種類かパターン分けをしてしまっていることが、多少なりとも経験を積んできているからなのか、小さくまとまろうとしているからなのか、まだ、答えが出ていないと思っています。

話は変わりますが、朝起きや清掃をとおして倫理観を勉強する会に入会させていだだき、そこでもいっぱい良い話を聞かせていただきました。

はりきってやりすぎて、会長を務めていたこともあります(笑)

この倫理勉強の経験と税理士事務所経営という二つの経験から実体験として感じたことは、人間は自分が源であり、全て必然であるということです。

先ほどの掛け売上の内容分析の話でも、お付き合いをする人は自分自身の姿であり、取引先が悪いというのは、言い換えると、自分自身が悪いということであると思います。

少なくとも、中小企業においては、これがいえると思います。

企業理念が大切であるとか、倫理とそろばん勘定は車の両輪などといわれるのは、まさに、自分自身が倫理観を持たないと、結果として、従業員も取引先もリスキーな人を手元に置くことになり、財務も経営も不安定になるという流れであると思います。

話を最初に戻しますと、結局、友達や親戚を取引先にしてはいけないのではなく、自分自身を磨いてよい人脈を持てるようになれば、財務も安定、発展することになります。

 

(最近の話題)

最近の話題といえば、ホリエモンの話題になります。
 
ひとつ悪い話が出ると全てを否定する傾向がありますが、私は、ホリエモンと言う人が、古い価値観にとらわれず、人や金の流れを活性化させた功績は大きいと思います。

ただ、上でも話させていただいた倫理観が欠けていたのだと思います。

「倫理なんてめんどくさそうなもの」というように思いがちですが、たくさんの人が共同体を築く場合に、その構成員みんなが気持ちよく暮らせるための人類の知恵なのだと思います。

このホリエモンの話が、耐震偽装事件で国家賠償や政局の中心にいる人に責任が及びそうになったときと、あまりにも重なっていることが気になります。

ホリエモンは先の衆議院選挙で自民党の刺客役をやりましたがあくまで非公認でした。

自民党にとってはホリエモンの話も耐震偽装の話も、双方ダブルパンチのように見えて、実は、政局の中枢部に入り込む事件を巧妙に打ち消しているのではないでしょうか。

私は別に自民党が嫌いではありませんが、先の衆議院選挙のときも、民主党の議員が覚せい剤保持で捕まったと、選挙の真っ最中に報道されました。

冷静になって考えると、その覚せい剤保持の情報ていうのは、はたして今分かった話なのと、思わず言いたくなります。

日本は法治国で、行政、立法、司法の三権が公正に機能しているというのが建前ですが、昔はやったエックスファイルなんていう番組を、はるかに超えるような現実が存在するのかもしれません。

日本の国も、一部のフィクサーに操られていなければよいと願う今日この頃です。

                                             合掌


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